さて、今日紹介するのはマツである。
庭師が剪定しているもののイメージで、まず大半の人が一番最初に思い浮かべるのがこのマツであろう。
造園会社のホームページというものは日本に山ほど溢れているが、大抵、マツを切っている画像が使われている。
我が社も例外ではない。
いつの時代も、庭師はマツを切り続ける。それ故に、庭師とマツは切っても切れない関係にあるのだ。
さて、マツは非常に病害虫が多い。
立ち枯れ病、マツケムシ、材線虫、葉ふるい病(葉枯れ病)etc…..
特に、葉ふるい病はご家庭でよく見られる。
原因は、カビによる伝染病であり、葉の1本1本に斑点模様が現れ、そこから枯れが広がってゆく。
見つけたら、すぐにその部分を切って、焼却処分をした方が良い。
燃やさなければ、菌糸が残り、他のマツにも影響を与えかねないからである。
マツケムシは、私の父がよく刺され、痒い痒いと言っていた。
私は幸いマツケムシに強いらしく、痒みを感じたことは無い。
自分は痒くないとなると、途端に可愛く見えるものである。
マツの剪定は時間がかかるが、とても楽しいものである。
マツがあると、ヤッター!となる庭師は多い。
ぜひ、マツがお庭にある方は手入れを大里造園に依頼して欲しい。
fuuka